プログラミングで問題解決能力を向上するって何?

問題解決能力。
プログラミング教育を行う理由として、問題解決能力の向上といわれて久しいです。
でも、問題解決能力って、なんでしょうか。
プログラムの問題を解決するだけの能力って思っている人が、保護者さんだけでなく、もしかしたら世のインストラクターも思っているかもしれません。
自分の考え方はこうです。
問題っていうのは、人生の中で必ずぶち当たりますよね。
勉強に限らず、スポーツだったり、人間関係だったり、就職、結婚、親の問題、子供の問題、隣人問題、お金の問題、ありとあらゆる問題の中で、人は生きていくことになると思います。
持論なのですが、「解決出来ない問題はない」とも言いますが、問題が出た時に、なんらかの解決策を多方面から考えれば、必ず解決策の1つや2つは出てくると思います。
それを、実戦して試してみる。
これが問題解決の根本的な考え方だと思います。
問題を発見して、問題を解決するアイデアを出して、実践してみる。
それでも問題が解決しなければ、再度、解決策を考えて実行してみる。
その繰り返しで、いつか問題は解決される。
このトライ&エラーを高速回転で実践出来る。
これがプログラミングです。
子供たちには、問題は解決出来るという成功体験をたくさん積んで欲しいと思います。
人生で大きな問題にぶちあった時、「問題は必ず解決出来るんだ!」という強い信念で諦めない心を養う。
こういった事を学んで欲しいなと思います。
中には何もしない事が解決策の1つになるかもしれません。
しかし、何もしない事ですら、自分で能動的に「何もしないということを実行する」という考え方が大事かなと。
コロナ渦で、メンタルを病んでる子供も大人も多いと思いますが、プログラミング教育機関としては、そういった前向きな思考をとらえるトレーニング、生徒が明るくなれるような場所を目指したいと思います。
教室長 中川